J2山口・吉浜、芸術的FK同点弾 横浜FC松井“寝転び壁”効果なく…
「明治安田生命J2、山口1-1横浜FC」(8日、維新みらいふスタジアム)
1点を追う山口が終了間際の後半49分、途中出場のMF吉浜良平の鮮やかなFKで同点に追いついた。
両チーム無得点で進んだ試合は、後半42分に横浜FCのMFレアンドロドミンゲスがPKを決めて先制。このまま逃げ切るかと思われた後半ロスタイム、山口がペナルティーアークすぐ外でFKを獲得した。
得点を許すわけにはいかない横浜FCは通常の壁として7人を並べたすぐ後ろに、低空ボールを蹴られた場合の対策として、元日本代表MF松井を寝そべらせた。
しかしこれをあざ笑うかのごとく、吉浜の左足から繰り出されたFKは、壁のすぐ上を通過して鋭くカーブしながらゴール右隅に突き刺さった。終了間際、芸術的FKで山口は勝ち点1を獲得した。