久保建英「気まずかった」デビュー戦 南米選手権での代表初ゴール誓う
「キリンチャレンジ杯、日本2-0エルサルバドル」(9日、ひとめぼれスタジアム宮城)
日本代表がFW永井謙佑(30)=FC東京=の2ゴールで令和初勝利を飾った。後半22分からは注目のFW久保建英(18)=FC東京=が途中出場。Jリーグ発足以降では市川大祐(17歳322日)に次ぐ18歳5日でのA代表年少出場記録となった。
久保は4-2-3-1のトップ下に入った。1トップに大迫、2列目は右から堂安、久保、中島という布陣で、随所に違いを見せるプレーを披露。28分にはDF2人に囲まれながらも左足アウトで間を抜き、そのまま左足でシュートを放った。
デビュー戦を終えて「アップの時とかベンチにばかりカメラがあってちょっと気まずかったんですけど、結果的にデビューすることができて良かったです」と落ち着いた表情で答えた。「せっかく試合に出られたので、自分の特長は最大限に生かしていこうと思った」と初陣を振り返った。森保監督は久保のプレーについて「いいプレーをしてくれたと思います」と評価した。
77年6月の韓国戦で金田喜稔(中大)がマークした19歳119日を大幅に更新するA代表最年少ゴールはならず、14日(日本時間15日)にブラジルで開幕する南米選手権以降に持ち越しとなった。「今日は自分でチャンスあって決めきれなかったので、南米選手権ではしっかりゴール取ろうと思います」と代表初ゴールを誓った。