30歳FW永井謙佑 10年越し代表初ゴールが令和1号「ラストチャンスと」

前半、自身2点目のゴールを決めて喜ぶ永井(撮影・堀内翔)
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 「キリンチャレンジ杯、日本2-0エルサルバドル」(9日、ひとめぼれスタジアム宮城)

 サッカー日本代表(FIFAランキング26位)がエルサルバドル(同71位)戦に2-0で勝利した。FW永井謙佑(FC東京)が代表初ゴールを含む、2得点を決めた。先制弾は日本代表の令和1号となった。

 背水の覚悟で臨んだ30歳の韋駄天(いだてん)がメモリアルゴールを決めた。永井は前半19分、50メートル5秒8の快足を跳ばしてDFラインの裏に抜け出すと、DF冨安の縦パスを受けて2人を置き去りにしながら左足を振り抜いた。

 福岡大時代の10年1月にA代表デビューしてから9年。10年越しでの待望の代表初ゴールを決め、「ラストチャンスだと思っていた。年齢も年齢だし、よかったです」とホッとした表情。「結構無心でやってました。(ゴールは)チャンスがあれば狙っていこうと思ってましたけど」と振り返り、令和1号には「そこはあまり意識してなかった。やっぱり前節勝てていなかったので、チームの勝利だけを意識してました」と笑った。

 前半41分にはMF原口の折り返しに左足を合わせ、この日2得点目。今回は追加招集だったが、15年東アジア杯以来4年ぶりの代表戦出場で存在感をアピールし、「やってて楽しかった。今まではサイドばかりだったので。自分の得意なポジションで勝負させてもらったのはうれしかった」と充実の汗をぬぐった。

 後半11分に相手と接触した際に右肩を負傷したため途中交代となり、FC東京のチームメートであるMF久保建英(18)の華々しい代表デビューはベンチで見届けた。「だいたいタケがデビューするときは俺はベンチにいます」と苦笑いした。

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