森保監督、久保建英に大きく期待 南米選手権は東京五輪世代中心「経験積んで」

 サッカー日本代表の森保一監督(50)が親善試合エルサルバドル戦から一夜明けた10日、仙台市内の宿舎で報道陣に応対。前夜に史上2番目の年少記録となる18歳5日でのA代表デビューを果たしたMF久保建英(FC東京)に対して、南米選手権(14日開幕・ブラジル)を通してのさらなる成長とA代表定着を期待した。

 前夜に見せた久保建のプレーに一定の評価を与えていた森保監督は、次なる戦いとなる南米選手権に視界を移す。東京五輪世代が中心で臨む大会に向け「経験を積んで成長してもらえば。今後、またA代表に入ってくれるような成長曲線が描けるような流れになれば」。久保建と2試合の親善試合ではベンチ外だったDF中山雄太の名前を挙げつつも、あくまで五輪世代全体の一般論として語った。

 クラブ側に選手の派遣義務がないため、チーム編成に苦しんだ南米選手権。だが、五輪世代との兼任監督として、最大限の効果を出す戦いを続ける。

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