「南米選手権・１次リーグ、日本－チリ」（１７日、サンパウロ）

　サッカーの南米選手権に参戦中の日本代表は１６日（日本時間１７日未明）、初戦のチリ戦（同１８日午前８時開始）に向けて試合会場のエスタディオ・モルンビーで冒頭１５分間をのぞく非公開練習で最終調整を行った。

　ＭＦ久保建英（レアル・マドリード）は、早くも臨戦態勢だ。報道陣に公開された最終調整の冒頭部分では、２人組でのパス練習では、ＦＷ上田綺世（法大）とペアでキックの感触を確かめた。

　練習に先立って行われた公式会見では、森保監督と同席したＭＦ柴崎岳（ヘタフェ）に対して、開催国であるブラジルメディアから久保に関する質問が飛ぶなど、大きな注目を集めている。

　チリ戦では、Ａ代表初となる先発出場が濃厚なだけに、練習後の取材エリアでは久保のコメントを求める海外メディアをスペイン語で「明日の試合後でお願いします」とピシャリ。引き締まった表情でチームバスへと歩みを進めていた。