森保ジャパン初戦黒星、3連覇狙うチリに0-4完敗 久保建英A代表初先発も…南米の洗礼

日本-チリ 後半、相手選手をかわし、ゴール前に攻め込む久保建=サンパウロ(共同)
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 「南米選手権・1次リーグ、日本0-4チリ」(17日、サンパウロ)

 日本が大会3連覇を目指すチリに完敗した。前半41分に先制点を許すと、後半は3失点。A代表初先発を果たしたMF久保建英も、MF中島翔哉も得点には絡めず“南米の洗礼”を浴びた。

 日本のフォーメーションは4-2-3-1。守備的MFに中山、柴崎が入り、攻撃的なMFに左から中島、久保、前田を配置。1トップの上田がどう絡むかが注目された。

 試合開始直後は、中島や久保がボールに絡み、CKやFKを得るなどしていたが、前半半分が過ぎたころから中盤で相手ボールを奪えなくなり、最終ラインの奮戦でチリの攻撃を跳ね返す展開となった。

 前半41分にはCKからプルガルにヘッドをたたき込まれ先制点を献上。反撃を狙った後半も崩しきれず、9分にバルガスのミドルが決まって2失点目。同37分にはサンチェスが、38分にはバルガスがこの2試合2点目となるゴールを決めて日本を突き放した。

 日本も全体的に見れば決定機がないわけではなかった。前半の終了間際には上田が抜け出し相手GKを外すところまでいったが、シュートを決められなかった。上田は後半もラストパスに飛び込むシーンもあったが、シュートを打ちきれなかった。

 森保監督は後半21分に中島を安部に、前田を三好に交代し攻撃の活性化を図ったが、結果には結びつかなかった。また、同34分には岡崎が上田に代わって最前線に入った。

 日本は現地時間20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。1次リーグは3位でも準々決勝進出の可能性があるだけに、4失点したことが大きな痛手となる可能性もある。

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