久保建英への森保監督の評価は…「相手の守備を混乱させるプレーをしてくれた」
「南米選手権・1次リーグ、日本0-4チリ」(17日、サンパウロ)
日本が大会3連覇を目指すチリに完敗した。この試合でMF久保建英(レアル・マドリード)がA代表初先発を果たしたが、得点には絡めず。森保一監督からは、今後に期待する言葉が出た。
久保は後半にドリブルでゴールに迫るなど、持ち味を見せる場面もあった。しかし、前半は効果的にボールを受けられず、チームとして連動できていたかという点では課題が残った。
久保について問われた森保監督は、「今日、得点を奪うことはできなかったし、得点に絡むことはできなかったが、相手の守備を混乱させるプレーをしてくれた」と持ち味を出す時間があったことに着目。「これを継続して、さらに成長した姿を次の試合で見せてほしい」と期待した。
一方、チリに対しては日本との「クオリティーの差があった」ことは認めた。「全ての選手のクオリティーが高いと思ったし、判断のスピード、プレーのスピード、チーム全体として攻撃だけでなく守備のインテンシティーも非常に高いと思った」と敬意を示した中で、「ビダルはチームの中心として攻守ともにけん引している印象を受けた」と中盤の要の名を挙げた。