スペイン代表エンリケ監督が辞任 家庭の都合で3月に代表離脱

 スペインサッカー協会は19日、同国代表のルイス・エンリケ監督が一身上の都合により辞職したことを発表した。同氏の第2監督で最近2試合のチーム指揮を担当していたロベル・モレノ氏が後任を務める。

 ルイス・エンリケ監督は今年3月、家庭の都合で代表合宿を離れ直後の欧州選手権予選のマルタ戦の指揮ができず、その後もチーム指揮に復帰できない状況が続いていた。前監督は協会を通してコメントを発表。「信頼と理解を示してくれた協会の責任者に感謝するとともに、プロ意識があったスタッフや選手たちにありがとうと言いたい。秘密を守り状況に敬意を払ってくれたメディアのことも忘れることはない」と最後のあいさつをしている。

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