久保A代表初得点は焦らず「入る時は入る」
サッカーの南米選手権(ブラジル)に参戦中の日本代表は21日(日本時間22日)、第3戦のエクアドル戦(24日・ベロオリゾンテ)に向けて当地へと移動して練習を行った。2-2で勝ち点1を得たウルグアイ戦ではベンチスタートだったMF久保建英(18)=レアル・マドリード=は、同戦で代表初ゴールを含む2発をたたき込んだMF三好康児(22)=横浜M=に「代表の初ゴールは先を越された」。決勝トーナメント進出がかかるエクアドル戦で自身Aマッチ初ゴールを狙う。
競争は歓迎だ。ウルグアイ戦から一夜明け、第3戦の地、ベロオリゾンテでの初練習を終えた久保は勝ち点1を得たことで「自分たちもこうやっていい気持ちで練習に取り組めますし、いい準備ができる。本当に価値のあるゴールだったと思います」とウルグアイ戦での三好の2発を振り返った。
同じポジション、同じレフティー。活躍は刺激になる。「代表の初ゴールは先を越されてしまいましたけど、本当にチームを救ったヒーロー」と先輩をたたえる。自身は代表戦3戦不発も、今季のJリーグでの活躍を引き合いに「入る時は入るのは今季、証明できている。焦らずやるだけ」と自然体。三好に続いていくつもりだ。
対エクアドルのイメージを膨らませ、南米選手権以外もエクアドルの映像を見ての分析を怠らない。その上で「実際に彼らも浮き沈みもあると思う」と最終的な感覚は試合のピッチで合わせる。
「自分も含めて誰が出るかは分からないですけど、準備を全員としてしていかないと」と久保。南米大陸初勝利のヒーローになる。