トーレスが最も影響を受けたのはジェラード 印象に残る対戦相手はDF2人
J1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(35)が23日、都内で引退会見に臨んだ。現役最後の試合は8月23日のホームでの神戸戦となることを明らかにした。また、現役は引退するものの鳥栖にはアドバイザーとして残ると明言した。質疑応答で、最も印象に残っているチームメートと対戦相手について問われると、それぞれに世界的プレーヤーの名を挙げた。
まず、チームメートとしてはMFスティーブン・ジェラード(イングランド)と答えた。ジェラードはリバプールの象徴として00年代から長く活躍した名手。トーレスは07-08年シーズンから10-11年の途中までチームメートだった。「スティーブンは自分のことを選手として成長させてくれた。オフザピッチでも素晴らしい人で影響を受けてきた。もう一度、(あの時に)戻って一緒にプレーしたいという気持ちもあります」と、存在の大きさを語った。
対戦相手としては、「1人だけの名前を挙げるのは難しいです。たくさんいますので」と考えながら、「ジョン・テリー選手(イングランド)とプジョル選手(スペイン)」と2人のDFを挙げた。「強靱なからだを持っていてDFとしていい選手なので、対戦するのは大変でした」と振り返った。