J1神戸・イニエスタら天皇杯は休養 フィンク監督メンバー大幅入れ替え明言
J1神戸は2日、天皇杯2回戦・北九州戦(3日、ノエスタ)に向けて神戸市内で非公開の最終調整を行った。
就任後3試合無敗(2勝1分け)を守るトルステン・フィンク監督(51)は、5-3で勝利したリーグ名古屋戦(6月30日、ノエスタ)でフル出場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)について「彼は前の試合でよく戦ってくれた。明日はプレーしないと思う」と、北九州戦で休養を与えることを明言した。
名古屋戦から中2日で迎える一戦。6日には再び中2日でリーグ清水戦(アイスタ)を控える。「よく走り、よく戦うスタイル」を理想とする指揮官とって、中2日の3連戦は「(選手にとって)きつい」という。フィンク監督は「メンバーを代えていくつもり。フレッシュなメンバーでいきたい」と大幅なメンバー入れ替えを示唆した。
北九州戦は就任から約1カ月の新指揮官にとって“新戦力”を見極める場ともなる。先月26日には急きょ、非公開で大学生との練習試合を行い、出場機会の得られていない選手のコンディション調整と合わせ、各選手の力量を把握することにも注力している。フィンク監督は「これまで見られなかった選手に、いいアピールをしてほしい」と、大きな期待を寄せた。