鹿島・安部裕葵バルサ移籍!攻撃的SBの可能性も 移籍金は推定2億4000万円
サッカーのJ1鹿島は12日、日本代表FW安部裕葵(20)が、スペイン1部バルセロナに移籍すると発表した。移籍金は推定200万ユーロ(約2億4000万円)。バルセロナはリーグ26度、欧州チャンピオンズリーグ5度の優勝を誇る名門。レアル・マドリードのMF久保建英(18)に続き、東京五輪世代の有望株がスペインで勝負をかける。
茨城県鹿嶋市内で取材に応じた安部は、「バルセロナというチームでプレーできる立ち位置まで鹿島に育ててもらった。チャンスをもらったのに行かない選択肢はない」と決意表明した。オファーを聞いたのは6月の南米選手権へ出発前。「全然視野に入ってないチーム」と驚いたが、迷いはなかった。
Bチームに所属し、2部B(3部相当)でプレーするが、「トップチームと一緒に練習することがあるし、同じ環境、同じ時間にいられることは大事」と熱い思いを口にした。
バルセロナからは攻撃的サイドバックとしての可能性も説かれている。「サッカーの本質を学びたい」。自らの可能性を信じ、世界最高峰のクラブで心身を磨き上げる。