横浜M-浦和で誤審 二転三転の末にゴール 猛抗議の浦和側に主審が不可解な説明か

 横浜M-浦和 後半、横浜M・仲川のゴール判定を巡り、松尾主審(中央右)に抗議する浦和・槙野(同左)=日産スタジアム
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 「明治安田生命J1、横浜M3-1浦和」(13日、日産スタジアム)

 2位の横浜Mは10位の浦和とホームで対戦して3-1で勝利した。ただ、この試合ではゴールを巡る判定で試合が中断し、さらには判定が二転三転するなど後味の悪い試合となった。

 問題のシーンは、横浜Mが1-0でリードして迎えた後半14分だ。左サイドを突破したFW遠藤が右足でシュート性のボールを入れると、これをFW仲川が体で押し込んでネットを揺らした。だが、これは仲川がオフサイドポジションにいたために、浦和の選手たちは猛抗議した。松尾一主審は、試合を中断して審判団と協議。この際、一度は認められたゴールがオフサイドとして取り消されたが、最後にはその判定も覆り、ゴールが認められた。

 判定が二転三転したことによる混乱もだが、判定以上に物議をかもしだしそうなのが、10分に近い中断の際に選手へ説明した松尾一主審の言葉だ。複数の選手によると「オフサイドだと思うが、(判定を)自分では決められない」と不可解な説明をしたという。

 試合後の記者会見では松尾一主審から説明を受けた両チームの監督は、そのやりとりを明かすことはなく、審判団やマッチコミッショナーも取材に応じることはなかった。

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