Jリーグの試合でまた誤審 横浜MVS浦和で主審が問題発言「自分では決められない」
「明治安田生命J1、横浜M3-1浦和」(13日、日産スタジアム)
2位の横浜Mは3-1で浦和を下し、勝ち点36とした。FW遠藤渓太(21)が前半38分に先制ゴールを決めるなど、1ゴール1アシストの活躍。鹿島は仙台に4-0で大勝し、同34で暫定3位とした。C大阪は名古屋に快勝。磐田は松本に1-0で勝ち、7試合ぶりの勝利で最下位を脱出した。
Jリーグの試合で、また誤審が発生。それに付随して大きな問題発言が飛び出した。事件が起きたのは横浜M-浦和の後半14分だ。1点リードの横浜Mは、左サイドからFW遠藤がクロスを放ち、FW仲川が体で押し込んで加点。だが、仲川はオフサイドポジションにいたため、一度はゴールが取り消されたが、審判団が協議の上に最終的にはゴールと認定された。
大きな物議をとなりそうなのが、10分に近い中断の際に選手へと説明した松尾一主審(46)の言葉だ。複数の選手によると「(判定を)自分では決められない」と説明したという。浦和のDF槙野が「どういう意味で言っているのか、分からなかった」とクビをかしげたように、真意は定かではない。だが判定に対して第三者の介入を想起させる言葉は、今後、大きな問題に発展しそうだ。