FC大阪9戦ぶり白星 松江に3発快勝!ついにトンネル抜け出した
「JFL、松江シティ0-3FC大阪」(15日、松江市営陸上競技場)
JFL第15節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は、アウェーで松江シティに完勝。リーグ戦9試合ぶりの勝利を飾った。
梅雨の晴れ間ながらも湿度48パーセントと比較的カラッとした暑さの中行われた前半戦最終戦。FC大阪は2年目MF熊田を今季初めて先発で起用。またFW石川も今季初めてベンチ入りと、メンバーを入れ替えて勝利を目指した。
開始から松江ゴールに襲いかかるFC大阪。4分、最初のCKでMF水野が蹴ったボールをFW横野が頭で合わせて先制点をもぎ取る。30分にはペナルティーエリアからセンターライン中央の位置でFKを得る。これをDF舘野が弾丸ロングシュートを決めて2-0とリードを広げると、前半終了間際の41分には、スローインのボールを受けたFW木匠がワンタッチでボールをつなぎ、最後はMF久保田がダイレクトで3点目を突き刺した。
FC大阪は前半に得たリードを守り、後半もうまく相手の攻撃をかわして反撃の糸口をつかませない。最後まで集中力高く守り抜いて、3-0で試合終了。松江を攻守で圧倒し、4月28日の第6節以来9試合ぶりの勝利を飾った。
今季は開幕から6戦無敗。一時は首位に立っていたが、第7節で初黒星を喫してからは泥沼の6連敗。最近2試合は引き分けで復調の兆しを見せていたが、後半戦に向け、ついに長いトンネルを脱出した。後半戦初戦となる次戦は21日にありがとうサービス.夢スタジアムでFC今治と対戦する。