J1神戸 MF三田が完全移籍でFC東京へ復帰 大物加入で2度背番号変更
J1神戸は17日、MF三田啓貴(28)がFC東京へ完全移籍すると発表した。三田はFC東京の下部組織で育ち、明治大を経て13年にFC東京へ入団しており、古巣復帰となる。
18年に仙台から神戸に完全移籍した三田は、同年夏のMFイニエスタ加入で背番号を「8」から「7」に変更。さらに今季から加わったFWビジャに背番号7を譲り、「14」に変更していた。今季は12試合で先発出場したが、フィンク監督就任3戦目の第17節名古屋戦で先発から外れると、第19節湘南戦ではベンチ外となっていた。神戸との契約を来季終了まで残していたが、FC東京が違約金を満額支払うことで移籍が実現した。
三田は神戸を通じて「この度、アカデミーで育ってきたFC東京に復帰することが決まりました。ヴィッセル神戸にいた1年半は色々な事があり、全てが新鮮で普通では出来ないような経験をさせて頂きました。このタイミングでの移籍は相当悩みましたが、自分の将来や状況を考えて決断しました。三木谷会長をはじめ、三浦スポーツダイレクター、スタッフやチームメイトの皆さま、そして何よりヴィッセル神戸のサポーターには感謝しかありません。僕の大好きだった三田啓貴のチャントは一生心の中に残り続けます。本当にありがとうございました」とコメントした。