J1神戸フェルマーレン 初合流でフルメニュー消化 8・2デビューへ「プレーしたい気持ちはある」
J1神戸に完全移籍で加入したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(33)が29日、神戸市西区のいぶきの森球技場で行われた全体練習に初合流した。戦術練習では左センターバックとしてDFダンクレーとコンビを組み、ミニゲームもこなすなどフルメニューを消化。「この暑さに慣れないといけないが、練習は楽しめた」と汗をぬぐった。
ベルギー紙の報道によると、アンデルレヒト(ベルギー)、オリンピアコス(ギリシャ)など複数クラブから獲得オファーを受けていたというフェルマーレンだが「知っている選手に話を聞いて、サッカーの面だけでなく生活面も含めたトータルのパッケージとして決断した」と、神戸入りの理由を説明した。
最短での試合出場はG大阪戦(8月2日、ノエスタ)となるが、欧州でのシーズン終盤となる5月を最後に試合から遠ざかっており「プレーしたい気持ちはあるが、監督と話をしてどうするか決めたい」と話すにとどめた。全体練習後には居残りでランニングやダッシュを行うなど、急ピッチでコンディション調整に励んでいた。
昨季までバルセロナでプレーした現役ベルギー代表は「自分のやれることをやれば自然とチームに還元できる」と適応に自信を示した。