神戸、フェルマーレンら獲得で宮大樹がJ2水戸に期限付き移籍へ
J2水戸が今夏の新戦力としてJ1神戸のDF宮大樹(23)の獲得に乗り出していることが5日、分かった。複数の関係者によると期限付き移籍で、交渉が順調に進めば近日中にも正式発表されるという。
大卒2年目の宮は186センチの長身で貴重な左利きのセンターバック(CB)。今季は第10節札幌戦(5月4日)から11試合連続で先発出場したが、前節G大阪戦(2日)ではベンチ外となっていた。
神戸は今夏、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(33)とレバノン代表DFジョアンオマリ(30)を相次いで獲得し、計8人のCBを抱えていた。先月30日には下部組織出身のDF小林友希(19)がJ2町田に期限付き移籍したばかりで、成長株の宮も出場機会の減少が見込まれていた。
J2屈指の堅守を誇る水戸だが、6月末にDF伊藤槙人(26)がJ1横浜Mへ流出したことで手薄となったCBの補強が急務となっていた。