元G大阪対決!トウェンテ・中村敬斗2戦連発で堂安撃破 東京世代19歳がFK弾
「オランダリーグ、フローニンゲン1-3トウェンテ」(10日、フローニンゲン)
U-20日本代表FW中村敬斗(19)のトウェンテは敵地で日本代表MF堂安律とDF板倉滉のフローニンゲンを3-1で下した。中村は後半10分に先制点となる直接FKを決めて開幕戦から2試合連続得点。同31分に退いた。堂安は味方が前半のうちに2人の退場者を出す展開の中でフル出場し、0-2の後半39分に今季初ゴールを決めた。板倉もフル出場した。
開幕戦の鮮やかなゴールに続き、中村がまた喝采を浴びた。直接FKでの先制点でトウェンテの今季初勝利を引き寄せた東京五輪世代の若きアタッカー。鋭く落ちる一撃を蹴り込み「イメージ通り」と笑った。2戦連発とし、新天地で上々のスタートを切った。
開幕戦では左からドリブルで仕掛けてシュートを突き刺した。身長180センチのすらりとした体形で「対人がえげつない」と欧州の球際の激しさには戸惑いもある。それでも「ドリブルとシュートが武器」と語る自らの長所は、この2試合で存分に示している。
G大阪から期限付き移籍し、7月下旬に誕生日を迎えたばかり。「フローニンゲンは(堂安)律君もいて有名になっているし、強いイメージはあった。その相手から取れたのは相当でかい」と自信を深めている。