堂安律「リスペクトしかない場所。断る理由ない」日本代表に早期合流
「サッカー・日本代表合宿」(2日、鹿嶋市内)
国際親善試合パラグアイ戦(5日、カシマ)とW杯カタール大会アジア2次予選初戦となるミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に向けて、茨城県鹿嶋市内で合宿を開始。MF堂安律(21)=PSVアイントホーフェン=ら13人が約1時間、ランニングなど軽めの調整で汗を流した。
自身初のW杯予選となる堂安は「今までと違った緊張感があるのは分かっている。構え過ぎず“らしさ”を見失わないようにしたい」と表情を引き締めた。
オランダ1部の強豪PSVに移籍したばかり。当初は3日だった帰国予定を「自分のアイデア。(ファンボメル)監督とも話をして理解してもらった」と1日早め、この日午前に変更した。移籍手続きもあって先月10日を最後に試合から遠ざかっており「その方がPSVにとっても良いと思う」と、コンディション調整を最優先させた判断だった。
新天地への合流が間もない中で代表招集に応じることは、定位置確保へのリスクも否定できない。それでも「代表を断る理由はない。リスペクトしかない場所に選んでもらった中で『いつでも行きます』という気持ち」と、代表に懸ける強い思いを口にした。