植田直通 カシマでの凱旋試合に気合「成長見せられるようなプレーを」
「国際親善試合、日本-パラグアイ」(5日、カシマスタジアム)
サッカー日本代表は3日、国際親善試合パラグアイ戦(5日、カシマ)とW杯カタール大会アジア2次予選初戦となるミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に向けて、茨城県鹿嶋市内で冒頭15分間を除く非公開で練習を行った。海外組9人が合流し、MF遠藤航(26)=シュツットガルト=を除く22人がそろった。
DF植田直通(24)=セルクル・ブリュージュ=は、カシマスタジアムでの凱旋試合に早くも腕ぶしている。
ベルギー移籍から約1年。かつてのホームでの代表戦への出場意欲は誰よりも高い。「移籍した身で試合ができる機会は代表しかない。そのチャンスが目の前にある。たくさんのファン、サポーターも来てくれると思う。成長を見せられるようなプレーをしたい」と闘志を燃やしている。
6月の南米選手権で森保体制初出場。強豪相手に体を張った3試合の経験から「代表ではビルドアップの部分、(ボールを)持ち上がってどこに付けるか、など技術的な面が大事。それはチームでも意識している。コパ(南米選手権)でやった自分よりももっとできる自分を今回は出したい」。強く、たくましくなった姿をかつての本拠で見せる。