ルヴァン杯 VAR導入で判定覆る G大阪のゴール取り消される

 「YBCルヴァン杯・準々決勝第1戦、G大阪1-0FC東京」(4日、パナソニックスタジアム吹田)

 川崎がホームで名古屋に2-0で先勝した。札幌は広島に本拠地で3-2と競り勝った。G大阪はホームでFC東京を1-0で振り切り、鹿島はアウェーで浦和に3-2で先勝した。この準々決勝から映像で主審の判定を補助するビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入された。ホームアンドアウェー方式の第2戦は8日に行われ、4強が決まる。

 G大阪-FC東京ではVARにより一度は得点と認められたゴールが取り消され、名古屋戦で川崎が決めた先制点はVARとの交信でオフサイドではないと確認された。Jリーグでは今季、5月17日の浦和-湘南で明らかなゴールが認められないなど誤審が相次いだ。J1では来季導入を目指しており、浦和-鹿島を視察した村井満チェアマンは「ルヴァン杯の検証結果も見ないといけないが、遅れないようスピード感をもって準備をしたい」と話した。

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