森保ジャパン、タジク入り前に経由地キャンプ案も
W杯カタール大会アジア2次予選・ミャンマー戦での勝利から一夜明けた11日、日本代表・森保一監督(51)がヤンゴン市内で取材に応じ、タジキスタン戦(10月15日・ドゥシャンベ)前に、経由地で直前合宿を行うプランを明かした。
アウェーでの同戦は、10月10日のモンゴル戦(埼玉)後に行われるが、開催地のドゥシャンベまで国内から直行便はなし。長い乗り継ぎ時間をかけるか、複数地を経由するか。2日がかりの移動は避けられそうもなく、練習回数の確保が困難な状況だ。ミャンマーでは雨期まっただ中である環境を体感できた一方で、ピッチコンディションの問題等で実戦形式の練習は「1回しかできなかった」と指揮官は振り返る。
それだけに「今回が学びになった。実際に実行するかは別として、事前に違う場所で練習を積んで(開催地に)入ることも考えたい」。現地の環境に慣れることを優先するか、代表では貴重な連係を伴う練習回数を増やすか。勝利のために、最善の方法を熟慮する。