“最強のアマクラブ”ホンダが天皇杯でJリーグ勢に3連勝 準々決勝は鹿島と対戦
「天皇杯・4回戦、浦和0-2ホンダFC」(25日、埼玉スタジアム)
アジア4強入りを果たしたばかりの浦和が、JFLのホンダFC(静岡県代表)に完敗した。このホンダ、今季はJFLのリーグ戦第5節・4月13日のホンダロック戦で敗れて以来、負けがないという好調ぶりで天皇杯も8強に進出した。
アマチュアの最高峰リーグであるJFLで、ホンダは首位。16年からJFLを3連覇している、まさに“最強のアマクラブ”だ。
9月23日時点(21試合消化)で15勝4分2敗としている。この2敗は4月にFC今治とホンダロックにつけられたもので、その後、リーグ戦では負けがない。
さらに国内カップ戦の天皇杯だが、2回戦から3試合連続でプロであるJリーグ勢を撃破している。1回戦の福井ユナイテッドは地域リーグの北信越リーグ1部のクラブ。
1回戦(5月25日)4-2 福井ユナイテッド
2回戦(7月3日)4-2 J1札幌
3回戦(8月14日)2-0 J2徳島
4回戦(9月25日)2-0 J1浦和
都道府県代表チームと、J1、J2の各クラブが一発勝負のノックアウト方式で頂点を競うのが天皇杯。Jクラブはターンオーバー(他の大会から選手を入れ替えること)を行うこともあり、番狂わせ=ジャイアントキリングが醍醐味(だいごみ)だ。ホンダは準々決勝を鹿島と10月23日に戦う。