快足FW永井「アピールする」絶対的存在FW大迫が招集外で気合
「W杯アジア2次予選、日本-モンゴル」(10日、埼玉スタジアム)
サッカー日本代表は7日、W杯カタール大会に向けたアジア2次予選・モンゴル戦に向けて埼玉県内での合宿を開始した。全23人中、20人が海外組ということもあり、初日の練習には13人が参加した。
日本の誇る韋駄天(いだてん)が大迫不在時の最適解を提示する。9月に続く選出となったFW永井謙佑(30)=FC東京=は「まずはチームの勝利を優先し、個人でもしっかりアピールしたい」と意気込んだ。
前線の絶対的な支柱であるFW大迫が太ももの負傷で招集外となった。1トップで出場する可能性もある永井は「パスを出せる選手はたくさんいるので一発(のパス)で狙える時は狙っていきたい。自分の良さを最大限出したい」と、スピードを生かした得点のイメージを膨らませた。
追加招集された6月の国際親善試合で代表初ゴールを含む2得点を挙げた。代表に定着した感もあるが「何度目というより、初心の気持ちでひたむきに頑張りたい」。代役では終わらない。大迫不在を忘れさせる存在感を放つ。