長友 レアルに雪辱期す「難しい環境ほど僕は楽しめる」

 「欧州CL・1次リーグA組、ガラタサライ0-1レアル・マドリード」(22日、イスタンブール)

 A組でガラタサライ(トルコ)の日本代表DF長友佑都(33)はホームのレアル・マドリード(スペイン)戦にフル出場した。チームは0-1で敗れ、1分け2敗で勝ち点1のまま。Rマドリードは初勝利で1勝1分け1敗の勝ち点4とした。同組のパリ・サンジェルマン(フランス)は5-0でクラブ・ブリュージュ(ベルギー)を退け、3連勝で同9。B組で昨季準優勝のトットナム(イングランド)は5-0でレッドスター(セルビア)に快勝し、初勝利を挙げて同4とした。

 名門の底力を肌で感じた。果敢な攻撃参加が実らなかったガラタサライの長友は「相手が経験で上回っていたと思う」。ホームの大歓声の中、好機をつくりながらも0-1の惜敗。欧州制覇13度のレアル・マドリードを慌てさせる場面はあったが、勝ち点は手にできなかった。

 積極的なサッカーで挑んだ。左サイドバックの長友も高い位置を取り「点に絡みたかった」と何度もクロスを供給する。前半10分には相手がクリアした球を拾って右足を振り抜いたが、ブロックされた。DFセルヒオラモスやGKクルトワら、欧州トップレベルの守備陣を崩せなかった。

 前半18分の失点は中盤のつなぎのミスから逆襲を浴びたものだった。わずかなほころびを逃さないしたたかさに「相手はショートカウンターでは世界一のチーム。僕らの中途半端なパスミスを狙っていた」と悔やんだ。

 パリ・サンジェルマン、Rマドリードと強豪に連敗し、1次リーグ突破が難しい状況に追い込まれた。第4戦はRマドリードの本拠地に乗り込む。「厳しい環境であればあるほど僕は楽しめる性格。レアルのファンを驚かせるようなプレーをしたい」と33歳のベテランDFは雪辱を期した。

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