パルチザン・浅野拓磨 左サイドで先発もマンUに無得点 2週間後の再戦へ気合
「欧州L・1次リーグL組、パルチザン0-1マンチェスターU」(24日、ベオグラード)
L組でパルチザン(セルビア)のFW浅野拓磨(24)は0-1で敗れたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦の終了間際までプレーした。D組でPSVアイントホーフェン(オランダ)のMF堂安律は0-0で引き分けたLASK(オーストリア)戦の後半29分まで出場。G組でポルト(ポルトガル)のMF中島翔哉はレンジャーズ(スコットランド)戦の後半18分から出場し、チームは1-1で引き分けた。
相手ゴールへ何度も迫ったが、最後までこじ開けられなかった。今大会初黒星を喫した浅野は「もったいなかった。悔しさしかない」と率直に語った。
定位置の左サイドで先発。快足を生かして自陣から長いドリブルで持ち上がったが、好機につなげられず「最後に取られる場面が多い。周りを見る余裕と選択肢を持ってプレーすることが必要」と反省した。
前半42分の右足シュートは右へ外れ、後半33分はDF、38分にはGKに決定機を阻まれた。それでもミロシェビッチ監督は「今日のベストプレーヤーの一人だった」と積極的な姿勢を評価した。
東欧屈指の名門でレギュラーをつかみ、約1年ぶりに復帰した日本代表でゴールを決めた。波に乗る男は「こうしてビッグクラブと戦えるのはチャンス。次はもっと気合を入れないと」と、2週間後の再戦へ気持ちを高ぶらせた。