G大阪が残留王手 宇佐美、森保監督眼前で2発
「明治安田生命J1、湘南0-3G大阪」(3日、Shonan BMWスタジアム平塚)
G大阪はFW宇佐美貴史(27)の2得点などで湘南に3-0で快勝した。勝ち点38で9位に浮上。早ければ次節にもJ1残留が決まる。湘南は5連敗。
復活した“至宝”の2得点で、G大阪がJ1残留に王手をかけた。左太腿を痛めていたFW宇佐美が2試合ぶりに先発復帰。1-0の前半46分に強烈な右足シュートを突き刺すと、後半5分には左足で加点した。今夏のG大阪復帰後、初の1試合複数得点とした。
日本代表の森保監督も視察した一戦。指揮官は「右足でも左足でも決められる技術の高さが出ていた」と評価した。19日には本拠地で親善試合ベネズエラ戦が行われる。3月以降、代表から遠ざかっている宇佐美だが「代表は行きたい場所」と意欲は失っていない。
勝ち点を38に伸ばし、残り4試合で16位湘南と7差。次節にも残留が確定する。宇佐美は「残留は最低限。残りを全て勝って来季につなげたい」と力を込めた。