なでしこ・熊谷紗希 セットプレーから待望の代表初ゴール!南アフリカに快勝

 「サッカー女子・国際親善試合、日本2-0南アフリカ」(10日、ミクニワールドスタジアム北九州)

 日本代表「なでしこジャパン」は南アフリカに2-0で快勝した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング10位の日本は55位の南アフリカに対し、前半にDF熊谷紗希(リヨン)がCKから先制。その後、FW菅沢優衣香(浦和)が加点してリードを広げた。日本は12月に韓国の釜山で開催される東アジアE-1選手権に参加する。

 守備の要が待望の一発だ。前半20分の左CK。味方のシュートがはじかれ、浮き上がった球を熊谷が押し込んだ。2008年3月のカナダ戦で代表デビューして以来、国際Aマッチ110試合目で初得点。「こんなに遅くなったけど取れて良かった」と頬を緩ませた。

 6月の女子W杯はベスト16で敗退。目標に掲げる東京五輪での金メダルが遠のく結果に選手たちは危機感を高め、意見が活発になってきた。シュート17本で2得点と課題の決定力不足は残ったが、現チームでは少ないセットプレーでの得点が生まれたことは好材料。高倉監督も「セットプレーの練習は徐々に取り組んでいる。点が取れたのは前進かな」とうなずいた。

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