本田圭佑 五輪代表へ本気「必ずチャンスは得られる」フィテッセ正式加入で会見
サッカー元日本代表の本田圭佑がオランダ1部フィテッセに正式加入し、24歳以上のオーバーエージ枠で東京五輪代表入りを本気で目指す。21日に記者会見し「どうすれば五輪代表に選ばれるかを真剣に考えて決断した。毎試合出て活躍することが最低条件。しっかり活躍すれば、必ずチャンスは得られる」と熱意を口にした。
08年北京五輪や3度のW杯など数々の大舞台を経験し、33歳にして新たな目標を立てた。「東京じゃなかったら目指していなかった」と、自国開催の祭典に向けて並々ならぬ野心を燃やす。
五輪代表候補は久保建英(マジョルカ)ら有望な若手が多く、現実的に選ばれる可能性は極めて低い。だが、これまでも高い目標設定を活力にしてきたベテランは「壁を一つずつ乗り越えるのは面白い」と、実現に向けて闘争本能をかき立てた。
5月を最後に公式戦から遠ざかるが、24日のスパルタ戦でピッチに立つ可能性がある。「半年プレーしていないので引退選手みたいなもの。さあ本田圭佑はどうなるんだろう、という楽しみはある」と、再出発へ気持ちを高ぶらせている。