52歳カズも出場 スタジアム歓喜!横浜FC完封勝利で13年ぶりJ1昇格
「明治安田生命J2、横浜FC2-0愛媛」(24日、ニッパツ三ツ沢球技場)
横浜FCはFW皆川佑介の先制PK、MF斎藤功佑の追加点などで勝利し、07年以来13年ぶりとなる来季のJ1昇格を決めた。
日本サッカー界を長年盛り上げてきた選手が多く所属する横浜FC。MF中村俊輔が先発。カズことFW三浦知良が6試合ぶりにベンチ入り。MF松井大輔もベンチに入った。
両サイドMF中山克弘、松尾佑介の突破と守備的MFに入る中村、佐藤謙介の展開を軸に攻める横浜FCは、前半30分過ぎに得た右CKで、エリア内でファウルを受けてPKを獲得。これを皆川がゴール右下に流し込んだ。皆川は移籍後初ゴール。
後半7分には左サイドの松尾が突破し、走り込んできた斉藤功へパス。豪快に蹴り込んで貴重な追加点を挙げた。
点差に関わらず勝てば自力でのJ1自動昇格が決まる横浜FCは2点差になると、守備時には皆川も帰陣して守備に力を注いだ。
後半29分に中山に代えてFW斉藤光を投入。さらに、37分に中村に代わってDF田代がピッチに入った。
そして、後半41分ごろ、ベンチのカズが呼び出されるとスタジアムが沸き立った。サポーターの大歓声に送り出されて、42分にピッチに入った。リーグ戦では4月7日の第8節福岡戦・34試合ぶり(約7カ月ぶり)の試合出場となった。
52歳のカズは前線で精力的にディフェンスを行い、役割を全う。完封勝利を導き、チームは13年ぶりJ1昇格を決めた。