FC大阪 今季初の逆転勝利で6戦連続負けなし 木匠のPKで決着
「JFL、テゲバジャーロ宮崎1-2FC大阪」(24日、宮崎県総合運動公園陸上競技場)
JFL第29節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は2-1でテゲバジャーロ宮崎に逆転勝ちした。10勝9分け10敗の勝ち点39の勝ち点39で順位は9位。
雨が降る中行われたこの試合、FC大阪は今季最後のアウェーゲームとなる。ケガで離脱していたMF舘野が復帰し、早速スタメンに名を連ねた。
試合は開始からFC大阪がペースを握る。しかし、2分のFW須ノ又のシュートは枠の外、また7分のDF斉藤のシュートはポストと決めきることができない。すると20分、FKから決められて先制を許す。
FC大阪にとっては嫌な雰囲気が漂うが、そのゴールのわずか2分後、相手ペナルティーエリア内でFW横野がPKを獲得。このPKをFW浜野が落ち着いて決めて早々に同点に追いつく。さらに逆転ゴールを目指すFC大阪だが、43分のシュートはまたもやクロスバーを直撃するなど、得点を決めることはできず前半は1-1で折り返す。
後半に入ると一転してT宮崎が攻勢をかける。だがDF池永の決死のクリアや、GK永井のファインセーブで相手に得点を許さず。この相手の攻勢を耐えきると、再びFC大阪がペースを握りだす。MF木匠、FW塚田、MF稲垣と攻撃的な足の速い選手を次々投入し、ピッチをかき回し始める。後半40分、T宮崎DF橋口がこの日2枚目のイエローカードで退場し、1人多い状況になったFC大阪はさらに攻勢を強める。
そして引き分けかと思われた+6分、相手ペナルティーエリア内で塚田が頭で落としたボールに木匠が反応。シュート体制に入った木匠が引っ張り倒されPKを獲得。このPKを木匠が決めて逆転に成功すると、そのまま試合終了。今季初の逆転勝ちで6試合連続無敗とし、勝ち星を2桁となる10勝に乗せた。