南野CL2点目 好調維持で決勝Tへ望み
「欧州CL・1次リーグE組、ゲンク1-4ザルツブルク」(27日、ゲンク)
ザルツブルク(オーストリア)のMF南野拓実(24)はゲンク(ベルギー)戦でCL通算2点目を決めた。チームは4-1で快勝し、勝ち点7の3位。MF奥川雅也は後半途中出場し、ゲンクのMF伊東純也は同34分に交代した。F組のバルセロナ(スペイン)はFWメッシらのゴールでドルトムント(ドイツ)を3-1で下し、G組のライプチヒ(ドイツ)とともに決勝トーナメント進出を決めた。
日本代表でも国際Aマッチ5試合連続ゴールと気を吐く南野が、欧州最高峰の舞台で輝きを増している。ザルツブルクの攻撃的MFとして2得点に絡む活躍。1-0の前半45分に右足で鋭く決めると、後半24分には左サイドで縦パスを出して3点目の起点となった。
「CLが一番トップレベルの大会。ここでプレーしたいと思って欧州に来たので、僕には特別な場所」と熱く語る。チームは大勝で得失点差を4チーム中トップの5とした。16強入りが懸かる1次リーグ最終戦のリバプール戦では勝利が最低条件だが、前回敗れたアウェー戦では3点を奪っており、可能性は十分だ。
後半35分から右MFに入った奥川も積極的にボールをさばき「強いチームとできるのはプラスなので、もっと試合に絡みたい」と意欲満々。2人で決勝トーナメントの高みを目指す。