神戸・ビジャ逆転得点王だ 38歳自らゴールで祝う

 今季限りでの現役引退を表明している、J1神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャが逆転得点王を目指す。3日、最終節磐田戦(7日、ノエスタ)に向けて神戸市内で練習を再開。この日、38歳の誕生日を迎えたビジャは喜びの声とともに「リーグ最後の一戦で勝利を飾り、最高の週にできれば」と意気込んだ。

 現在12得点で得点ランク首位から3差につける。逆転戴冠は至難の業だが、17年には川崎FW小林悠が最終節でハットトリックを達成し、2差で先行していたC大阪FW杉本を抜き去り、逆転で得点王に輝いた例もある。

 38歳で得点王になれば、93年のFWディアス(横浜M)の34歳を大幅に更新する最年長記録となる。「1年間、日本で多くの経験ができてうれしく思う」と語った世界的ストライカーが偉業に挑む。

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