マジョルカ久保「僕はブーイングに相応しい」 古巣バルサのファンの手厳しい反応に対して

 スペイン1部リーグ、マジョルカの日本代表MF久保建英が、少年時代を過ごしたバルセロナのファンからの洗礼に理解を示し「そうされても仕方ない」との認識を示した。

 7日のリーグ、バルセロナ戦でのこと。久保にボールが収まるたびにカンプノウのバルセロナファンからブーイングが発生、それは試合終了まで執拗に続いた。試合後、久保はインタビューでこの点について問われ「判断は観衆がすること。僕は僕の決断をし、彼らは僕に抗議の口笛を吹く権利があり、僕はそれに相応しいと思う」と発言。バルセロナ下部組織出身でありながら永遠のライバル、レアル・マドリードを新天地に選んだ禁断の移籍を受けての弊害を認めた。

 一方で“収穫”もあるとしている。上述のコメントに続いて「僕のことを拍手してくれる人たちもいたし、それが励みになった。残念かって?ノー。だってそれは(バルセロナのファンが)僕のことを敵としてみている1つの形であって、少しだけサッカーがうまい18歳の少年にすることではないから」と、大舞台で一人前のプロ選手として認められたことを喜んだ。

 事実、スペインのスポーツ各紙では大敗したマジョルカの中で久保が唯一のプラス材料だった、との認識で一致している。複数紙では後半に入った52分、久保がバロンドール選手のメッシに股抜きを仕掛けたシーンをビデオとともに取り上げている。

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