カズが新国立ピッチ第一歩 “国立もっとも似合う男”がこけら落としイベントに登場

 日本スポーツ振興センター(JSC)は9日、21日に開催される新しい国立競技場のオープニングイベントのスペシャルゲストとして、サッカー元日本代表FW三浦知良(52)=横浜FC=が出演すると発表した。一般の人に初めて披露される当日。ピッチ上(芝生)に初めて足を踏み入れる大役を担う。

 カズが、新装となった国立競技場に降臨する。こけら落としのイベントで、ふかふかの天然芝に選手として初めて足を踏み入れる大役を任された。具体的な演出などは今後詰めていくが、“国立競技場がもっとも似合う男”として、白羽の矢が立った形だ。

 カズと旧国立競技場の結びつきは強い。1993年5月のJリーグ開幕戦では、V川崎(現東京V)の一員として横浜M戦に先発出場。そしてJリーグの初代王者に輝いた。

 日本代表としては、1997年6月のW杯アジア1次予選のマカオ戦で日本代表タイ記録となる6得点。2010年9月のJ2富山戦では、43歳7カ月でのJリーグ最年長ゴール(当時)をマーク。ピッチに歴史を刻み続けてきた。

 国立競技場について、カズはJSCを通じて「みなさんから本当に多くの応援と勇気をもらった思い入れの深い大切な場所」とコメント。そして「懐かしくも新しいこの国立競技場の誕生を、みなさんとともにお祝いする幸せな瞬間を楽しみに。当日お会いしましょう」と、あふれる喜びを口にした。

 53歳になる2020年、戦いの舞台はJ1へと移る。新しい国立競技場に立つ可能性もある。アスリートならだれもがあこがれる国立のピッチ。サッカー界のレジェンドが、一足早く聖地で一歩を踏み出す。

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