マネにサラー、南野が移籍するリバプールには世界的名選手がズラリ

 サッカー日本代表MF南野拓実がイングランド・プレミアリーグの名門リバプール移籍へ、移籍元クラブのザルツブルク(オーストリア)とクラブ間合意に達したことが19日、発表された。現役日本代表が18-19年の欧州チャンピオンズリーグ優勝クラブに加入するという、インパクトの大きな移籍となった。

 リバプールはイングランド北西部の都市で、ロックバンドのザ・ビートルズの出身地として知られる。チームカラーが赤のため、愛称は「レッズ」。過去にはマイケル・オーウェンやスティーブン・ジェラードといった名選手がプレーした。

 昨季のリバプールはリーグ戦で30勝7分け1敗という好成績だったが、32勝2分け4敗のマンチェスター・シティに勝ち点1差で敗れて2位だった。この両クラブが3位以下を大きく突き放したシーズンだった。今季もリーグ戦17試合を終えて16勝1分け。2位レスターに勝ち点10差をつけている。

 日本ではドルトムント(ドイツ)の元監督として知られるユルゲン・クロップ監督が率い、攻撃陣には22得点で得点王を分け合ったサディオ・マネ(セネガル)と、モハメド・サラー(エジプト)を擁する。ロベルト・フィルミーノ(ブラジル)と合わせた攻撃陣はリーグ屈指の実力を誇る。DFフィルジル・ファンダイク(オランダ)を筆頭に、ほかのポジションにも世界最高峰の選手が顔をそろえている。

 南野がレギュラーとしてプレーするためには、こうした世界トップの選手との競争を勝ち抜かなければならない。

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