“大阪第3のクラブ”FC大阪新監督に34歳・塚原真也氏 新体制でJ参入に挑戦
大阪から3番目のJリーグ入りを目指すサッカーJFL・FC大阪は24日、新監督にJ1神戸U15ssUMDSコーチの塚原真也氏(34)が就任することを発表した。
FC大阪はJFL挑戦5年目となる今季、リーグ戦を8位で終了。4季チームを率いた和田治雄監督の今季限りでの退任を発表していた。
塚原新監督は京都ユースから京産大を経て08年から12年までアミティエ京都(現・おこしやす京都AC)でプレー。09年から指導者となり、アミティエSC京都コーチを経て、13年5月から15年まで同クラブで監督を務めた。16年からはJ1神戸の下部組織でコーチを務めた。
塚原新監督はクラブを通じて以下のように決意表明した。
「FC大阪に関わる全ての皆様はじめまして、塚原真也と申します。
FC大阪にはアミティエSCの監督時代から何度も闘ってきました。そんな対戦相手だったチームに縁をいただき、監督として就任させていただきます。応援や支援を全てチームの力に変えて一戦必勝で闘います。就任にあたり目標があります。
1つ目はタイトルを取る事
2つ目は地域から愛されるチームになる事
おそらく来年のJFLでは最年少監督になりますが、これから開く未来をFC大阪と共に歩めるよう一致団結して闘います。
最後になりましたが、東大阪市、スポンサー、ファン、サポーター、FC大阪ファミリーの皆様が幸せになれるよう全身全霊で闘いますので応援を何卒よろしくお願いします」
クラブは11月にJリーグ百年構想クラブ申請を行い、現在審議中。また、ホームタウン東大阪市の花園ラグビー場第2グラウンドをFC大阪がJ3基準を満たす5000人収容のスタジアムに改修し、市に寄付する協定も締結した。塚原新体制で始動する2020年は、本格的にJリーグ参戦に挑戦するシーズンとなる。