ベルギー・オイペンのFW豊川雄太 J1C大阪へ完全移籍
ベルギー1部オイペンは26日(日本時間27日)、FW豊川雄太(25)がJ1C大阪に完全移籍すると発表した。豊川は2020年6月末までオイペンとの契約を残しており、移籍金が発生する。
熊本市出身の豊川は熊本・大津高から13年にJ1鹿島入りし、16年にJ2岡山へ期限付き移籍。18年1月にオイペンに完全移籍した。今季は公式戦17試合1得点。公式戦67試合で17得点を挙げた。
18年3月のリーグ最終節では途中出場で3得点1アシストを記録。チームを1部残留に導き「オイペンの奇跡」の立役者となった。また、リオデジャネイロ五輪世代でもあり、16年にカタールで行われた同五輪アジア最終予選の準々決勝イラン戦では途中出場で決勝ヘッドを決めるなど勝負強さが際立つ。
今季リーグ戦5位のC大阪だが、逆転勝利が1試合しかなく、途中出場でも流れを変えられる豊川には“切り札”としての役割も期待される。