リバプール移籍後初出場!南野拓実が攻守で積極プレー「控え組」センターFWで先発

 「イングランドFA杯・3回戦、リバプール1-0エバートン」(5日、リバプール)

 リバプールに加入した日本代表の南野拓実(24)がホームのエバートン戦にFWで先発し、移籍後初出場を果たした。0-0の後半25分までプレーし、チームは1-0で勝った。1日付でオーストリア1部ザルツブルクから加入した南野は3トップの中央で起用され、攻守に積極的なプレーを見せたがゴールには絡めなかった。次戦は11日のプレミアリーグでトットナムと対戦する。

 シーズン途中でビッグクラブに引き抜かれ、大きな注目を集めたデビュー戦。南野は「ああ、リバプールの一員になったんだな」という高揚感を胸に秘め、70分にわたってピッチを駆け回った。

 主力を温存した「控え組」のセンターFWで先発。普段3トップの中央でプレーするフィルミノのように、前線に張り付くことなくスペースを見つけてはパスを呼び込んだ。「ボールが来ない場面もあったが、続けていけばチームメートは分かってくれると思う」と精力的に動いた。

 イングランド特有のテンポの速さ、球際の激しさにも動じない。「それがプレミアリーグだと思っていた。別にびっくりすることはない」と順応性の高さを示し、堂々と持ち味を発揮した。

 選手層の底上げのための戦力と期待される補強。今後はMFなどで試される可能性もあり、周囲は長い目で見ている。それでも本人は「チームの一員になれたことはうれしい。でも、もうその時期は過ぎた」ときっぱり。ここから本当の挑戦が始まると自覚している。

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