所属未定の本田「職業チャレンジャー」 ボタフォゴとの接触認めるも「ヨーロッパで」
サッカー元日本代表でオランダ1部フィテッセを19年末に退団したMF本田圭佑(33)が24日、都内で自身が立ち上げたクラブ「One Tokyo」のトライアウトに姿を見せ、取材に応じた。自身の所属は未定ながら「職業チャレンジャーということを名乗らせてもらっている」と、今後も選手と並行してさまざまな挑戦を続けると宣言した。
都内でクラブを持つ構想は3、4年前から温めていた。東京都社会人4部リーグに加盟し、都で4段階、関東で2段階あるリーグを勝ち抜いて、JFLやJリーグを目指す。この日は約100人が受験した。
肩書はオーナーだが、選手との両立を「全然できると思っています」と現役を続けながらクラブに関わる方法を模索中。強権的な運営は「ほぼ、一切しません」と、投票で2年目以降の強化や運営方針を決めるプランだ。
オーバーエージ枠での東京五輪出場を目指す本田は自身の去就について、ブラジル1部ボタフォゴとの接触を認めながらも「多くのクラブと話をしてきています。ヨーロッパでプレーしたいという希望がある。今すぐイエス、ノーは言えない」と話した。職業チャレンジャー発言後は「チャレンジをやめた時に引退するのか、というふうに判断してもらえればなと」と続けた。