中村俊輔がトップ下 下平監督「もともとそこが彼のポジション」横浜FCが今季初実戦
「横浜FC春季キャンプ(1日・宮崎県日南市)
宮崎県日南市で2次キャンプを張るJ1横浜FCは1日、JFLのテゲバジャーロ宮崎と40分×3本の形式で練習試合を行った。今季、13年ぶりのJ1を戦う横浜FCにとっては初の実戦。1本目の40分間、攻撃をつかさどるトップ下でプレーしたのはMF中村俊だった。周囲との連係面を確認するだけではなく、正確なキック、前線からの積極的な守備も披露。得点こそ奪えなかったが、武器であるセットプレーではチャンスも演出した。
昨季途中に横浜FCに加入した中村は、チームの台所事情もあって主にボランチでプレー。だが、下平監督が「本来のポジションというか、もともとそこが彼のポジションですから」と語るように、今季はトップ下でのプレーが想定されているもようだ。
百戦錬磨のレフティーが紡ぎ出す攻撃が、J1を戦い抜くカギとなりそうだ。