バルサで内紛勃発?メッシが前監督の解任巡り、フロントに反論
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナで現場とフロントが衝突-。クラブ強化担当のアビダル氏が説明した前監督バルベルデ氏解任の理由にキャプテンのメッシが反論、今後の展開次第では空中分解も考えられる、きな臭い展開になっている。バルセロナを拠点にするスポーツ紙、スポルトなど複数紙が伝えている。
報道によると、事の発端は事実上のチーム強化責任者、エリック・アビダル氏のコメント。バルベルデ前監督の解任について「たくさんの選手たちが満足しておらず、しっかり練習できていなかった。それに内部での連絡での問題もあった。監督と選手との関係は常に良いものだったが、元選手の私には感じられる匂いがある。そのことをクラブに伝え、決断しなければならなかった」とした。
これに異論を唱えたのがメッシ。選手の責任を追及するかのような発言を不愉快に思ったのか、「選手のことを話すなら名前を挙げるべき。そうでなければ全員のことを汚すことになり、言ったことが一人歩きして事実ではないことが広まる」と自身のソーシャルサイトにつづった。
冒頭では「正直なところこういったことをするのは好きではないが、それぞれが自分の仕事をすべき。自分たちの調子が良くない時、僕らは最初にそれを自覚する。スポーツ部門の人たちもその責務、何より下した決定に責任を持つべき」と、選手たちがフロント陣と必ずしも同意見ではないとの姿勢を示している。