FC東京 敵地で貴重な勝ち点1 ディエゴオリベイラ先制もオウンゴールでドロー

 FC東京-蔚山 後半、先制ゴールを決め、チームメートに祝福されるFC東京・ディエゴオリベイラ(左から2人目)=蔚山(共同)
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 「アジアCL・1次リーグ、蔚山1-1FC東京」(11日、蔚山文殊フットボールスタジアム)

 プレーオフを勝ち上がって4年ぶりにACLに臨むFC東京は、初戦で昨季韓国リーグ2位の蔚山と引き分けた。敵地で貴重な勝ち点1を手にした。

 先制点は後半19分。左サイドからのFWレアンドロのスルーパスを中央で受けたFWディエゴオリベイラは、ワントラップして冷静にシュート。ボールは相手GKの股間を抜いてゴールに転がった。

 FC東京は3トップに右からFWディエゴオリベイラ、アダイウトン、レアンドロのブラジル人トリオを配置。故障で出遅れていた日本代表MF橋本拳人、新人のMF安部柊斗も先発に入った。

 前半は両チーム好機をつかみながらスコアレスで折り返していた。後半はリズム良くボールをつないだFC東京が流れをつかみ、19分に先制。ホームで負けられない蔚山の逆襲に合うが、同25分には相手のミドル弾をGK林が左手一本で防ぐなど好守を発揮してきた。

 だが、後半37分に同点とされた。ゴール前に放り込まれた相手FKを、アダイウトンが頭でのクリアを試みたが、これが無情のオウンゴールとなった。

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