「イタリア１部リーグ、サンプドリア１－５フィオレンティナ」（１６日、ジェノヴァ）

　イタリア１部（セリエＡ）サンプドリアのＤＦ吉田麻也（３１）は１－５で大敗したフィオレンティナ戦で出番がなく、移籍後初出場は持ち越しとなった。イングランド・プレミアリーグでニューカッスルのＦＷ武藤嘉紀は０－４で敗れたアウェーのアーセナル戦でベンチ外だった。

　サンプドリアは前半に二つのＰＫを含む３失点を喫し、退場者も出すなど自滅した。２試合連続で出番が訪れず、ホームでデビューを果たせなかった吉田は「出る準備はしていたし、チャンスが来ることを願っていましたけど…。いい準備を続けて待つしかない」と悔しさをにじませた。サウサンプトン（イングランド）で出場機会が激減し移籍を決断したＤＦは「即戦力として結果を求められている。ここに来てまたベンチに座っていたら意味がない」と初出場への意欲を口にした。