MF鎌田がハット!フランクフルト快勝「ほっとしている」 欧州リーグで存在感発揮
「欧州リーグ・決勝T1回戦、フランクフルト4-1ザルツブルク」(20日、フランクフルト)
E・フランクフルト(ドイツ)のMF鎌田大地(23)はホームのザルツブルク(オーストリア)戦で3得点し、4-1の快勝に導いた。鎌田は後半36分に交代で退き、MF長谷部誠はフル出場。ザルツブルクのMF奥川雅也は前半だけで退いた。ポルト(ポルトガル)のFW中島翔哉は1-2で敗れた敵地のレーバークーゼン(ドイツ)戦で0-2の後半16分から途中出場。AZアルクマール(オランダ)のMF菅原由勢は1-1で引き分けたホームのLASK(オーストリア)戦で後半28分から途中出場した。
輝きを取り戻した。鎌田は1月中旬に右足首痛で一時離脱した後、国内リーグで出番が減っていた。ハットトリックの活躍に「きょうが勝負だと思っていた試合で結果を残せてほっとしている」と頬を緩めた。
前半12分に右足で先制。同43分にはドリブル突破から左足でのチップキックで技ありの2点目。後半8分にはクロスに頭で合わせた。1次リーグから3試合連続となる6点目で、欧州リーグでの存在感は際立っている。
自身が負傷する前、チームは国内リーグで7試合も白星から見放されるなど不振に陥った。快勝に「チームの出来はすごく良かった」と声を弾ませた。