神戸、新型コロナ対策で応援行為禁止に フィンク監督「クラブがリスク考え決めた」
J1神戸は22日、感染が拡大する新型コロナウイルスの予防策を発表し、本拠地ノエビアスタジアム神戸での試合開催時に歌、チャント、肩組みなどの応援行為や旗、鳴り物など応援道具の持ち込みを禁止するとした。相手サポーターも同様の措置となる。
J1開幕となる23日の横浜FC戦から当面の間、実施される。Jリーグが20日に全クラブに対して呼び掛けた感染予防対策よりも踏み込んだ内容で、せきや発熱などの症状がある場合の観戦自粛、マスク着用やスタジアム入場後の手洗いの徹底なども呼び掛けた。
神戸のトルステン・フィンク監督(52)は「素晴らしい雰囲気で戦えるのはアドバンテージになるが、クラブがリスクを考えて決めた」と理解を示した上で、「自分たちのサッカーに集中するだけ」と開幕戦勝利だけを見据えた。