W杯2次予選、モンゴル日本人入国制限でどうなる? 関塚技術委員長「柔軟に対応」
日本サッカー協会の関塚隆技術委員長が27日、都内で取材に応じ、W杯アジア2次予選・モンゴル戦(3月31日・ウランバートル)を前に、日本人に対しての入国制限を決めたモンゴルへの遠征について言及。「FIFA(国際サッカー連盟)、AFC(アジアサッカー連盟)からの見解を待って、柔軟に対応していかないといけない」と見解を示した。
モンゴル政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、26日に国家非常事態特別委員会を開催して、日本からの渡航者に対する入国制限措置を決定した。在モンゴル日本国大使館の発表では、同国政府が2月28日から当面の間、過去14日以内に韓国、日本、イタリアに滞在歴のある外国人にモンゴル入国を禁止することになった。また、日本とウランバートルの定期便を3月11日まで一時欠航措置とすることも決まった。
日本代表は3月26日にW杯予選のミャンマー戦(豊田ス)を控えており、その翌日にアウェーでのモンゴル戦のために同国へと入国する予定だった。W杯アジア予選は日本協会が加盟するAFC、FIFAが管轄する大会のため、両組織の決定を待つ形になるが「その状況でもその試合でも成立させるのかっていうところがまずは大事なポイントになってくると思う」と語った。
AFCは既に3月下旬に中国代表が戦うW杯予選2試合を、中立地のタイで行うことを発表している。