サッカー田嶋会長コロナ陽性 発熱、肺炎の症状も「元気です」と声明
日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)は17日、同協会を通じて新型コロナウイルス検査で陽性と診断されたことを発表した。
田嶋会長は「本日、私の検査結果が新型コロナウイルス陽性と出ました。現在の体調は、多少熱があり、検査したところ肺炎の症状もあるそうですが、元気です」と報告。今後は文京区の保健所や医師の指示に従い治療していくという。
田嶋会長は2月下旬からオランダ、アメリカに出張に行ったことも報告。今月8日の帰国後「何事もなく生活していました」というが、15日に「少し寒気を感じ」体温を測ると微熱があったという。16日に保健所に相談したところ海外渡航歴があったため、診察を受けることになり、17日に結果が出たという。
この日、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は都内のJFAハウス内での理事会後に予定していた記者会見を緊急的に中止。Jリーグの勝沢健広報部長が「新型コロナウイルス感染者および濃厚接触の疑いの事象が発生した。安全と健康を最優先に考え、この場での記者会見をとりやめます」と説明していた。