聖火ランナー辞退の川澄奈穗美、心境語る「伝えたかったんです」
東京五輪国内聖火リレー第1走者の辞退を表明した2011年サッカー女子W杯で優勝した日本代表「なでしこジャパン」の川澄奈穗美(スカイブルー)が、一夜明けた24日、自身のブログを更新。「伝えたかったんです」というタイトルで辞退に至った経緯と思いを記した。
前日はツイッターとブログで辞退を発表した。その理由を「ファンの方に、聖火リレーが始まる前に辞退をお伝えしなければと思い発信しました」と説明した。
続けて「この(聖火リレーの)数時間のために、スケジュールを調整し、お金を工面し、計画を立てて、みなさんの大切な大切な色んな事を犠牲にして来てくださるわけです!!」「だから当日行って川澄走りませんよって知りガッカリさせてしまうことはしたくなくて予め伝えようと思いました」と心境を語った。
さらに「反応の多さに驚いています」と辞退表明による反響が大きかったことを明かす。「みんなオリパラが楽しみで選手たちに気持ち良く頑張ってほしいから、新型コロナウイルスの問題はきちんとしましょうってことだと思います」「今は問題が大きすぎて、何をすれば良いのか分からなくなりがちですが、私は人命優先だと思います」と見解を述べた。